(4)令和7年度(2025年度)社会保険労務士試験の合格反省記(ぽよぽよさん)

社労士試験の合格反省記

令和7年度(2025年度)の社会保険労務士試験に合格した方の合格反省記です。

〜印象的な言葉〜

「数分でもいいからとりあえず勉強する!」という気持ちを大切にして試験日まで諦めずに勉強を続けました。「諦めない気持ち」は本試験中も自分を支えてくれました。

テキストを読むことで新たな発見があったり抜けている知識を確認することができました。問題集の問題に慣れすぎるのも良くないと思うので、「この部分が次の試験では出題されるかもしれない」という視点をもってテキスト読みを進めて心の準備をできたのは良かったです。

(1)自己紹介

エックスのアカウント
名前ぽよぽよ(X(@_benkyoshitai))
年齢20代後半
職業公務員
受験回数2回
合格点数 選択27(労災・労一・社一2点)、択一42
使用教材1年目
フォーサイト(バリューセット3)、秒トレ

2年目
フォーサイト(バリューセット3)、大原社労士24(直前対策あり)、かとまんさん(@katomanzzz)のスペース&問題、秒トレ

(2)受験生活の中で反省したこと

特に1年目は沢山反省点があります。

【1】継続して勉強できなかった(1年目)

ペースを乱さずに本試験日まで勉強を続けることができませんでした。

仕事の繁忙期でまとまった勉強時間を確保できなくなると、直前期にも関わらず勉強から1、2週間離れてしまったり、勉強にあてられる時間があってもダラダラしてしまうこともありました。また、「やる気」に頼って気分が乗らない時は勉強しない日も多々ありました。今思えば、社労士試験に立ち向かうにあたっての「覚悟」が全く足りておらず「受かるための勉強」ができていませんでした。

改善方法
2年目はほぼ毎日アプリ「スタディプラス」を活用して勉強時間・勉強内容を記録し勉強を継続しました。やる気がでない時はカフェに行くなどして環境を変えて勉強を進めました。仕事の繁忙期は4日間ほど勉強が手につかない日もありましたが、すぐに気持ちを切り替えて「数分でもいいからとりあえず勉強する!」という気持ちを大切にして試験日まで諦めずに勉強を続けました。「諦めない気持ち」は本試験中も自分を支えてくれました。

【2】勉強を習慣化できなかった(1年目)

「やる気と心に余裕がある時だけ集中して勉強する」というスタンスで、自分の「勉強ルーティン」を確立できていませんでした。そのため時期によって勉強の量・質が変わり、最後まで成績の伸びを実感できずに本番を迎えました。

改善方法
2年目は「イタチャチャハウス」という朝のYouTube自習室とXの朝勉スペースを活用し、「朝勉」を習慣化することができました。朝から勉強を頑張る仲間のおかげで「自分も頑張るぞ」と勇気づけられ最後まで走り抜けることができました。

【3】計画的に勉強できなかった(1年目)

スクールから届く教材のペースに着いていくのに必死で、計画的に勉強できていませんでした。社労士試験は「基準点割れ」を避けるために全科目満遍なく勉強した方がいいと頭ではわかっていても、一定期間放置している科目が発生したりと常に混乱している状態でした。

改善方法
2年目はアプリ「スタディプラス」で1週間の勉強時間目標を設定した後、その時間をどの科目にあてるか計画をたてて学習しました。
スクールのミニテストや模試の日に向けてどのような勉強をするか、という点も考慮して計画を立てていました。模試の後は各科目の反省点を確認し、その反省点を克服するために勉強計画の内容を修正することもありました。自分の現状を分析し、合格するために足りていないのは何かということを考えて勉強を進めたことで何とかギリギリ合格レベルまでもっていくことができました。

【4】一般常識の勉強量(1年目)

1年目は一般常識の教材が届いた時期にはまだまだ年金に苦戦しており、一般常識にがっつり時間を割く余裕がありませんでした。「「一般常識」だし、直前に詰め込めば何とかなるのでは?」と考えていましたが、私の場合は直前期に詰め込んでも知識が定着しませんでした。テキストの読み込みも十分にこなせませんでした。

改善方法
2年目は11月から一般常識の勉強を進めました。Xで一般常識等の学習をサポートしてくださる方(かとまんさん)のスペースに毎週参加し、少しでも一般常識に対する苦手意識を薄められるように努めました。2年目の一般常識のテキストが届くまでは1年目の一般常識のテキストをフル活用して学習を進めました。早い段階で一般常識の学習に着手しコツコツ学習を進めることで、直前期に慌てることなく一定ペースで学習を継続することができました。

【5】白書統計の勉強量(1年目)

白書統計の問題集は1周まわすのが精いっぱいでした。1年目の白書統計の勉強に関してはあまり記憶がなく、圧倒的に勉強量が足りていなかったと思います。出題可能性が高い重要数値も覚えられていませんでした。

改善方法
2年目は5月頃からスクールの先生がXで出題されている白書統計の問題を確認するなど「白書統計」への接触機会を増やすことを意識していました。1年目よりは他の科目の学習を計画通りのペースで進められていたこともあり、白書統計の教材を反復する時間を確保できたのも良かったと思います。「早めに準備して直前期に慌てないようにする」これが大切だと痛感しました。

【6】判例の勉強量(1・2年目)

判例対策として「判例100選」のテキストを主に使用していましたが、1・2年目ともに十分な読み込みができませんでした。例えば、1日2判例などルール化して早い段階から毎日取り組んだ方がよかったな〜と思っています。2年目の選択式 判例の問題には本当に苦戦しました。

改善方法
なかなか改善は難しかったですが、2年目はスクールの先生が分析された判例の出題傾向を確認したうえで、確認する判例に優先順位をつけてみたり、スクールの先生がXで出題される判例問題を確認するようにしていました。勉強量の改善はできませんでしたが、2年目で新たな勉強方法を取り入れられたのは良かったです。

【7】選択対策(1・2年目)

選択対策として活用していた教材(選択問題集・選択演習教材・秒トレ)には十分に手が回らなかったです。選択問題への恐怖心を消すことができるくらい何度も繰り返し解くということを目標にしていましたが、その目標は達成できず不安を抱えたまま試験に臨みました。

改善方法
選択問題集を繰り返し解く時間を捻出できなかったので、2年目は選択問題集の解答ページを読んで問題文全体を確認していました。読むことで、頭から抜けている論点を発見することもあったので直前期は特に役立ちました。

【8】社会保険科目・労働保険徴収法対策(1年目)

「択一の点数を伸ばすには社会保険科目と徴収法を得点源にした方ががよい」とスクールの先生に教えていただきましたが、1年目は特に社会保険科目に対して苦手意識があり合格ラインには到底及ばす、得点源にすることができませんでした。

改善方法
2年目は問題集「100%」の正解率を目指して学習を進めました。「WEB問題集(シャッフル出題)」を活用してゲーム感覚で取り組み、100%に到達できなかった時はかなり悔しかったです。その悔しさから「次は間違えないぞ」という強い気持ちで学習を進められました。

【9】テキスト読み(1・2年目)

「問題を解いて正誤を確認した後、該当箇所をテキストで確認」という作業をメインで勉強を進めていましたが、模試を受けた際に何回か選択・択一ともに基準点を割ってしまい、細かい知識がまだまだ頭に入っていないことを痛感してかなり焦りました。特に直前期はテキスト読みを重点的に行い知識を整理し、質の高いインプットを行う必要があると感じました。

改善方法
2年目の6月の模試の結果を受け、テキスト読みの時間が圧倒的に足りていないことに気づき大慌てでテキスト読みに時間を割きました。テキストを読むことで新たな発見があったり抜けている知識を確認することができました。問題集の問題に慣れすぎるのも良くないと思うので、「この部分が次の試験では出題されるかもしれない」という視点をもってテキスト読みを進めて心の準備をできたのは良かったです。

【10】スクールの選択(1・2年目)

1年目は、複数のスクールを比較することなく直感で選びました。運良く教材の内容等が自分に合っていたので結果的には良かったのですが、スクールの検討にあたっては合格実績も考慮に入れても良かったかもしれません。

2年目は、「直前対策」の教材発送時期を確認しないままスクールを選択してしまいました。2年目は1年目よりはスケジュールに余裕をもって学習を進められたこともあり、自分が直前対策を始めたいと思った時期にまだ教材は届いていませんでした。急遽、すぐ教材が届きそうな他のスクールの直前対策を申し込み、余計な出費を発生させてしまいました。直前対策を早めに始めることで、直前期の焦りを多少軽減させることができると思います。

改善方法
2年目は、1年目でお世話になったスクールに加え、合格実績をリサーチしたうえでもう1つスクールを追加しました。追加したスクールの講義・教材ともにわかりやすく特に択一の成績の伸びを実感することができました。

【11】こなす教材の優先順位設定(1年目)

各科目のテキスト読みや問題集を解くことで精いっぱいでしたが、次々とスクールから演習教材や模試が届き、全ての教材をこなせていない自分に嫌気がさしていました。「最終的にはテキスト・問題集にしぼろう」とは思っていましたが、演習教材等を完全にこなせていないことに対する焦りは止まりませんでした。

改善方法
2年目は思うようにこなせていない演習教材があっても、気にしすぎないようにしていました。テキストと問題集の理解を深めることを第一優先とし、1年目よりは焦らず冷静に学習を進められたことが合格に繋がったと思います。

【12】模試(1・2年目)

1年目は自分が模試を申し込もうと思った時には会場受験は満員となっており、全て自宅で受験しました。できるだけ本番と近い環境で模試を受けて問題を解く順番や昼ご飯の内容等を事前確認して作戦を練ることは大切だと思うので、各スクールの模試の案内が出次第、早めに申し込んでおけばよかったと思いました。

2年目の模試は1つのスクールの模試を会場で3回受けました。難易度が高いとの噂のスクールの模試は避けましたが、今思えばチャレンジして、本試験で難しい問題が出題されても動じない訓練をしておけば良かったです。

改善方法
2年目は会場受験で、問題を解く順番やお手洗いに行くタイミングなどを確認して事前に練習することができました。しかし、本番は予想以上に問題が難しく感じ、練習と同じようにはいきませんでした。
「練習通りにいかないこともある」ということを頭に入れたうえで練習できていればもっと良かったと思います。

【13】直前期の過ごし方(2年目)

2年目の直前期は勉強時間ばかりを気にしてしまい、勉強の質が伴っていないことが多々ありました。また、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることができず、心身ともに健康な状態ではなかったと思います。勉強の質を重要視し、できるだけストレスを溜めないように自分とうまく向き合うことができれば良かったです。

改善方法
改善できませんでしたが、合格できてよかったです…。

(3)受験生に伝えたいこと

お仕事や家事育児、学校と両立したうえで社労士試験の学習を進められている方が多いと思います。

毎日本当にお疲れさまです。お忙しいなか目標に向かって進んでおられる皆さまは本当にすごい!!のでご自身のことを褒めていただきたいです。

私自身、模試の成績はたいてい基準点を割っていましたが、諦めずに勉強を続けることで何とか合格できました。

試験本番まで手応えがなくても、リフレッシュを挟みながら勉強を継続し、目標に向かって走り続けていただきたいです。

受験生活は長丁場で苦しいこともあるかと思いますが、健康第一で頑張ってください。心から応援しています。